2026年1月23日
【完全版】人工芝は雪が降っても大丈夫?冬の対策・除雪のコツと後悔しない選び方をプロが解説
「憧れの人工芝を敷きたいけれど、雪国でも大丈夫?」「積もった雪はどうやって除雪すればいいの?」
冬を迎える時期、多くのオーナー様からこのような相談をいただきます。結論から言えば、人工芝は雪に対して非常に強い素材ですが、扱い方を間違えると寿命を縮めてしまうリスクもあります。
本記事では、人工芝と雪に関する疑問をすべて解決。メンテナンスから冬の楽しみ方まで徹底解説します。
1. 人工芝は雪に弱い?耐久性と積雪の影響
まず知っておきたいのは、人工芝の耐久性です。高品質な人工芝はポリプロピレンなどで作られており、氷点下でも素材自体が凍って割れにくいです。
積雪による「へたり」のリスク
雪が積もると、その重みで芝の葉(パイル)が寝てしまいます。しかし、これは「一時的なもの」です。春になって雪が解ければ、ブラシで逆立てるようにブラッシングすることで、多くの場合元通りになります。
排水性がカギ
雪解け時期に最も重要なのが「透水性(水はけ)」です。人工芝の裏側には排水用の穴が開いていますが、この穴が詰まっていたり、下地の水はけが悪いと、庭がいつまでもジメジメしたり、最悪の場合はカビが発生する原因になります。
2. 雪の日の除雪:やっていいこと・ダメなこと
雪が積もった際、人工芝を傷めずに除雪するにはコツがあります。
❌ やってはいけないNG行為
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金属製スコップの使用: 先端の鋭利な金属スコップは、人工芝の葉を切り刻んだり、裏側の基布を突き破る恐れがあります。
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無理な氷剥がし: 芝の上で凍りついた雪を無理に剥がそうとすると、芝の葉も一緒に抜けてしまいます。
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融雪剤(塩化カルシウム)の散布: 塩化カルシウムは人工芝自体を急激に劣化させることは少ないですが、下地の砕石や土壌を傷めたり、排水穴を詰まらせる原因になります。
✅ 正しい除雪方法
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プラスチック製スコップ(スノーショベル): 先端が丸みを帯びたものを使用し、芝の表面から数センチ残して雪をかくのが理想です。
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自然解凍を待つ: 人工芝は直射日光を吸収しやすいため、実は土の地面よりも雪解けが早い傾向にあります。無理に除雪せず待つのも一つの手です。
3. 冬の人工芝を「ドッグラン」や「遊び場」にするメリット
雪が積もった人工芝には、天然芝や土にはない大きなメリットがあります。
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泥はねゼロで愛犬と遊べる: 雪解けの土の庭は泥だらけになりますが、人工芝なら足元が汚れにくく、冬のドッグランとして最適です。
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雪遊びが快適: 人工芝はクッション性が高いため、雪が薄く積もった状態でも子供たちが転んでも痛くありません。
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冬でも景観が良い: 枯れ果てた茶色の冬景色の中、人工芝の鮮やかなグリーンは視覚的な癒やしを与えてくれます。
4. 雪国で選ぶべき人工芝のスペック
これから人工芝を導入するなら、以下の条件を満たすものを選びましょう。
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高密度なもの: 密度が高いほど、雪が根元まで入り込みにくく、ブラッシングで復活しやすくなります。
5. 春になったらやるべきメンテナンス
雪が解けた後は、人工芝の「リセット」が必要です。
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ブラッシング: デッキブラシなどを使って、寝てしまった芝を立たせます。
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ゴミの除去: 冬の間に溜まった落ち葉や土砂を取り除き、排水穴の詰まりを防ぎます。
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防草シートのチェック: 雪の重みで地盤が沈下していないか、隙間から雑草が生えてきていないかを確認します。
6. まとめ:雪×人工芝は最強の組み合わせ
「雪が降るから人工芝は諦める」必要は全くありません。むしろ、冬の管理を楽にし、一年中美しい庭を保つためには、人工芝は非常に有効な選択肢です。
正しい除雪知識と、復元力の高い製品選び。この2点さえ押さえれば、雪国の冬をもっと楽しく、快適に変えることができます。


